海産物
海の朝鮮人参とは?通販や購入など
海産物は、海でとれる魚介・海藻などの産物、およびその加工製品、鯨などの哺乳類も含みます。
魚介類で使われる、「魚」とは魚類とクジラ目のことで、「介」は、古代中国の五行にもとづく動物分類で、亀・甲殻類・貝など甲羅を持つ動物の総称です。
ただ、イカ・タコ・ナマコなどは、本来は魚類でも介類でもないが、魚介類に含められます。
魚貝類、魚蟹類という言葉もあり、魚介類の単なる書き間違いのこともありますが、それぞれ文字どおり「魚類と貝類」「魚類とカニ類」と解釈されることもあります。
また、食物としてのシーフードを指すこともあります。
カテゴリー | 海産物 |
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別名・異名 | 海の朝鮮人参 |
食べ物 | ナマコ |
ナマコ(海鼠)は棘皮動物門のグループの一つで、ナマコ綱に分類されます。
世界に約1,500種、日本にはそのうち200種ほどが分布し、食用になるのはマナマコなど約30種類あります。
そんなナマコですが、「海の朝鮮人参」と呼ばれることもあります。
というのも、ナマコは蛋白質、カルシウム、ゼラチン分に富んでおり、そのうえ、海草と同じように多量のヨードを含んでいます。
また、動物性食品としては珍しく、アルカリ性食品です。長く水に浸しすぎたり、煮すぎたりすると、溶けて形がなくなってしまうほど消化がよく、そのため、消化管や解毒器官に無理な負担をかけることもありません。
そのため、栄養価が高く、身体に良い朝鮮人参になぞらえて、「海の朝鮮人参」と呼ばれるようになりました。
海の朝鮮人参
よくある質問
ナマコは低カロリーでありながら、タンパク質や食物繊維、ビタミン(特にビタミンB12)、ミネラル(特にカルシウム、マグネシウム、亜鉛)を含んでいます。また、ナマコにはコラーゲンやムコ多糖類などの特殊な成分も含まれており、美肌や関節の健康にも役立つとされています。
ナマコはさまざまな料理で使用されます。一般的な使い方としては、刺身や寿司の具材として使われることがあります。また、煮物や炒め物、スープ、鍋料理などにも利用されます。ナマコは食感が独特であり、噛みごたえがあります。
ナマコに含まれるビタミンやミネラルは、体内の機能維持や免疫力の向上に役立ちます。特にビタミンB12は神経系の正常な機能や赤血球の生成に重要な役割を果たします。また、ナマコに含まれるムコ多糖類は抗酸化作用を持ち、炎症を抑制する効果があるとされています。
生のナマコを保存する場合は、湿度を保ちながら冷蔵庫で保管することが重要です。ナマコは鮮度が落ちやすいため、できるだけ早めに食べることをおすすめします。ナマコを調理した後は、しっかり加熱することで食品安全を確保しましょう。
ナマコは世界中の海に分布しており、さまざまな産地で収穫されています。特に中国、日本、韓国、東南アジアの一部地域などがナマコの主要な産地として知られています。